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【映画レビュー】「何者」 人間のリアルを映し出したSNSホラー

映画

どーも、しろくまくん(@banban1971)です。

この記事では、映画「何者」のレビューをしていきます。

「何者」は「桐島、部活やめるってよ」で一躍有名になった、朝井リョウさんの作品で、就活を取り巻く大学生の様子を映した作品になっております。

「何者」 あらすじ

朝井リョウが直木賞を受賞し、大きな話題を呼んだ原作の映画化作品。ひとつの部屋に集まった5人の男女。大学の演劇サークルに全力投球していた拓人。拓人がずっと前から片想いをしている瑞月。瑞月の元カレで、拓人とルームシェアをしている光太郎。拓人たちの部屋の上に住んでいる、瑞月の友達の理香。就活はしないと宣言する、理香と同棲中の隆良。理香の部屋を「就活対策本部」として定期的に集まる5人。それぞれが抱く思いが複雑に交錯し、徐々に人間関係が変化していく。「私、内定もらった…。」やがて「裏切り者」が現れたとき、これまで抑えられていた妬み、本音が露になっていく。人として誰が一番価値があるのか? そして自分はいったい「何者」なのか?(C)2016映画「何者」製作委員会

「何者」 感想

この作品の特徴は、登場人物全員がそれぞれの「闇」を抱えているというところ。

この物語の主人公である「拓人」は冷静に物事を分析している自分に酔っている。傍観して分析して軽蔑することで自分を認めようとしている。

 

素直で健気な「瑞月」はその  しかし、実際はただのメンヘラの一歩手前。悲劇のヒロインを演じているだけで、「可哀想な自分・・・」ってオーラが凄い。

 

無邪気で純粋な「光太郎」は一見誰もが憧れるような人物。しかしその無邪気さは無意識に人を傷つけていることにも気づけない。

 

「理香」はプライドの塊。肩書きでしか自分を語ることができず、そのプライドの高さから自分の弱みをみせることを極端に恐れる。

 

「隆良」はいわゆる意識高い系。自分の考えが常に1番正しいと信じ、自分の考えに合わない人間を否定するだけで、自分はなにも行動しない。

 

「サワ先輩」は後輩思いの先輩。だが、「俺は全て分かってるぞ感」が所々で垣間見え、自分で考え(て、俺と同じ考えにし)ろという気持ちが見え隠れする。

 

本音と建て前が見事に表されていて、登場人物一人一人の人間としてダメな部分が露呈されていく。

 

表面上は就活を共に戦い抜く仲間となれ合っている部分があるが、お互いがお互いを軽蔑し嫉妬し、終盤に向けてドロドロになっていく。

 

この作品をみていて自分もドキッとする場面がありました。

6人の登場人物を通して描かれる「闇」は決してフィクションではなく、リアルの世界でも感じられるものです。

普段それを表にだすことはあまりないが、それは確実に誰の心の中にも秘められていて、結局それを建前で隠しているだけなんだなと改めて思いました。

 

他人に認められることが幸せの基準になっているデジタルネイティブ世代にはかなり響く作品です。

 

「何者」 まとめ

そして最後に劇中で一度も顔を出すことのない烏丸ギンジについて少し書いておきます。

 

ギンジは、「つまらない」と酷評されながらも演劇で食べていくことを諦めず、毎月公演をしている。

「何者」で描かれる他の登場人物たちが行動せずに、ただ行動しているやつを評価しているだけなのに対して、彼だけが行動を繰り返している。

 

瑞月が隆良に

「十点でも、二十点でもいいから自分の中から出しなよ。自分の中から出さないと、点数すらつかないんだから。これから目指すことをきれいな言葉でアピールするんじゃなくて、これまでやってきたことをみんなに見てもらいなよ。自分とは違う場所を見ている誰かの目線の先に、自分の中にある者を置かなきゃ。何度も言うよ。百点になるまでなにかを煮詰めてそれを表現したって、あなたのことをあなたと同じように見ている人はもういないんだって。」

と憤慨するシーンがあるが、確かに準備を重ねるだけで結局行動せず、他人を批評するだけの奴はゴロゴロいる。

自分はそうはなりたくないと思えた。

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しろくまくん
しろくまくん

学生なら入らないと損くま。

アナザーストーリーを収録した「何様」もあるよ!

「何者」のアナザーストーリーを収録した「何様」も発売されています!!

理香と隆良の出会い、瑞月のお父さんの話、光太郎の思い人の話など原作がもっと面白くなるストーリーが盛りだくさん!

 

是非読んでみて下さいね~。

 

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